住み心地がよい街は?
民間企業が県民を対象にした調査の結果が発表されました。
住民も実感している1位に輝いたまちは子育てや介護などをアピールしています。
建物賃貸事業などを手がける大東建託は県内在住の7500人余りにインターネットで調査を行い、「いい部屋ネット街の住みここち」「住みたい街」ランキングを公表しました。
長崎県民が住みたいと思う「住みたい街ランキング」の1位は、福岡市です。
首位となるのは4年連続で、沖縄を除く九州と山口エリアの全ての県民が最も住みたいと答えています。
2位が長崎市、3位が大村市と続きます。
住んでいるまちの「利便性」や「にぎわい」などを住民が評価した「街の住みここちランキング」は3位が長与町、2位に時津町が入りました。
そして1位になったのが…。
町民
「うれしい」
「当たり前かな。街もきれいだし」
町民も自信を覗かせた1位は佐々町です。
人口は約1万4千人、春の佐々川のシロウオ漁でも有名なこのまちは町の調査でも住民の9割以上が「住みよい」と回答しています。
町民
「住みやすいとよく聞く」「(好きな点は)人の干渉があまりない」
女性
「高齢者サービスがいい。(手厚い?)そう」
佐々町は独自の取り組みを含めた介護サービスと子育て支援に力を入れており、「行政サービス」の調査項目では県内で1位を獲得しています。
麗澤大学教授・博士(社会工学・筑波大学)大東建託 賃貸未来研究所 宗 健さん
「(長崎の特徴は)道路の狭さ、土地の無さ、人口密度が高い」「比較的、車でも移動しやすいという住環境を作っているのが、まちの評価の高さ」
上位3つがベッドタウンで、長崎市や佐世保市にない住民サービスを取り入れていることが評価につながったようです。
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