ポスト岸田に意欲を示す自民党の石破元幹事長は野党の国会議員らとともに台湾に到着しました。頼清徳総統らと会談し、得意とする安全保障問題などを協議する予定です。
3日間の予定で台湾を訪問しているのは超党派の安保議連のメンバーで、石破元幹事長や中谷元防衛大臣、教育無償化を実現する会の前原誠司代表らです。
石破元幹事長は5月に就任したばかりの頼清徳総統らとの会談で、「北東アジアでいかに抑止力を機能させるか議論することが今後において極めて重要なことだ」との考えを示していました。
中国が覇権主義的な動きを強めるなか、いわゆる「台湾有事」を巡っても協議するとみられます。
石破元幹事長は9月に予定される自民党総裁選への出馬に意欲を示していて、今回の訪問でも存在感をアピールしたい考えです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。