赤く染まった夜空に流れる光の筋。
北海道内各地の夜空を彩ったのはオーロラと流星群の共演です。
オホーツクなどで8月12日夜、太陽の活動が活発な影響で普段よりも低い緯度で見られる「低緯度オーロラ」が現れました。
さらに、8月12日は三大流星群の一つ「ペルセウス座流星群」の出現がピークに。夜空が赤く染まるオーロラと流れ星が共演する天体ショーが繰り広げられました。
なよろ市立天文台によりますと、同時に観測されたのは国内初とみられます。
珍しい現象に天文台の関係者も興奮が収まりません。
「こんなレアなことって本当にあるんだ。もう1回生きてるうちにあるかと言われるとないだろう」(なよろ市立天文台 村上恭彦 台長)
今回はただ染まるだけでなく、柱状のオーロラも確認されました。
「(柱状のオーロラは)非常に磁気嵐が強力だったというか、活動が活発だったと言えると思う」(なよろ市立天文台 村上恭彦 台長)
多くの条件が重なって実現した夜空が多くの天文ファンを魅了しました。
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