毎年8月13日に開かれる「関門海峡花火大会」。

今年も1万5000発の花火が夏の夜空を彩りました。

◆記者リポート
「花火まであと3時間あるんですが、会場にはどんどんと人が集まってきています」

西日本最大級の規模を誇る「関門海峡花火大会」。

福岡県北九州市門司区と山口県下関市の両岸から打ち上げられる約1万5000発の花火を楽しもうと、多くの人でにぎわいました。

◆観客
「人が多すぎるが『祭りだな』という感じ。雰囲気も楽しんでる」

観客の期待が高まるなか日が沈むと、時刻は午後7時50分にー。

「お盆の迎え火」として長年続く、この花火大会。

「ふるさと関門は元気です」という帰省中の人たちなどへのメッセージも込められた大輪の花が、今年も夜空を彩りました。

◆観客
「楽しい。最高!」

◆観客
「夢があって、(花火を見て)それをもっと頑張ろうと思った」

会場となった福岡県北九州市と山口県下関市は、いずれも南海トラフ地震の「防災対策推進地域」に指定されていて、国や県はこれらの地域に対し地震への備えを再確認するように呼びかけています。

南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」が出されている中での開催となり、一部の観客から不安の声も聞かれましたが、何事もなく、人々の心に残る夏の思い出となりました。

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