自民党派閥の裏金事件を巡り、森元総理への聴取の「記録はない」としました。
立憲民主党 岡田幹事長
「森元総理はキックバックの存在も知らなかったというふうに答えられたんですか」
岸田総理大臣
「直接関与したという証言は得られなかったということであります」
立憲民主党 岡田幹事長
「それで納得する国民はどれだけいるんですか」
岸田総理大臣
「具体的な関与を確認することができなかった」
立憲民主党 岡田幹事長
「記録はあるんですか」
岸田総理大臣
「私の責任で聞き取り調査を行いました。記録はございません」
また、政党から所属議員に支出され政治資金収支報告書への記載など使途を公開する必要のない「政策活動費」について、立憲民主党の江田議員が「領収書が要らず究極の裏金だ」と批判しました。
これに対し、岸田総理大臣は「説明できる状況にしている」と否定しました。
ただ、使途の公開については「各党に協力した個人のプライバシーや党の方針が他の政治勢力や外国勢力に明らかになることは配慮しなければいけない」と慎重な考えを示しています。
一方で「政党のお金の透明性を高める議論を各党で行っていきたい」と述べました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。