岩手県盛岡市の送り盆の伝統行事「舟っこ流し」が8月16日市内の北上川で行なわれています。
会場は赤々と燃える舟が川面を照らし幻想的な雰囲気に包まれています。

盛岡市の明治橋付近で行われている送り盆の伝統行事「舟っこ流し」、先祖の供養や戦争・災害の犠牲者を弔う行事として約300年続いています。

2024年は市内の町内会などから11隻の舟が参加しています。

竜をかたどった舟には先祖供養のためのお札などが貼られていて1隻づつ火をつけて流し先祖の霊を送るとともに無病息災を祈ります。

訪れた人
「初めて見る祭りだけれど感動した。この伝統が続いてほしい」
「お盆も終わりなので煙と一緒に空に帰っていくのかなと。
 子どもが大人になっても続いていくと良いなと思う」

訪れた人たちは北上川を流れていく舟を静かに見守っています。

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