2023年の猛暑によって全国的に米不足となる中、その影響は企業や個人から寄付された食品を生活に困窮している人たちに配るフードバンクの活動にも及んでいます。

静岡市のNPO法人フードバンクふじのくに。

フードバンクふじのくに・ 望月健次 さん:
普段はこちらにいただいたお米をかなり積んであるのですが、今もあるようには見えますが、これは購入したお米で本当に今の時期お米の寄贈が減っている。あとは依頼のほうですねお米が欲しいよっていう依頼が多いのでほとんどない状況になっています

8月に入って以降、寄付が激減していて、米の提供を減らすなどしましたが在庫が尽きてしまったといいます。

フードバンクでは生鮮食品のほか冷蔵や冷凍を必要とする食品を扱うことができないため栄養面からも米の存在は貴重で頭を悩ませています。

フードバンクふじのくに・ 望月健次 さん:
9月に入ると例年通りだと落ち着くため心配ないと思いますが、今は時期が時期なのでお米がとれないという話やお米の価格も上がっているという話も聞いていますので少し不安なところはありますね

フードバンクふじのくにでは引き続き米の寄付を呼びかけるとともに必要に応じて他のフードバンクに協力を依頼する方針です。

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