バスケットボールB2・山形ワイヴァンズは、21日でレギュラーシーズンが終了した。過去最高タイの東地区3位とし、福島との最終戦に勝って弾みをつけてプレーオフへと向かう。

石川裕一ヘッドコーチは、21日の最終戦を「プレーオフにつながる大事な試合」と位置づけていた。その指揮官の思いは序盤からプレーに表れた。

第1クォーターだけで持ち味の3ポイントシュートを4本沈める。
また、いいディフェンスからの速い攻撃、積極的なアタックなど、攻める姿勢が得点につながり、終始福島に流れを渡さなかった。

試合を通した3ポイントシュートの成功率は44.8%。中でも酒田市出身の齋藤瑠偉は3ポイント3分の3。自身、今シーズン初めての2桁得点で勝利に貢献した。

レギュラーシーズンを31勝29敗の東地区3位で終えた山形。「31勝」と「東地区3位」は過去最高タイ。
そして、3シーズンぶりに挑むプレーオフは、5月3日から西地区2位の福岡と準々決勝を戦う。

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