静岡・清水町の水族館で、海藻をかぶった“アフロガニ”がSNSで話題となっていたが、アフロを手放し進化した姿が撮影された。
“ニューアフロガニ”が背負った新たな相棒は、飼育員が与えた「綿」で、以前の海藻よりボリューム感も進化しているという。

話題のアフロガニが衣替え?

静岡・清水町で7月、幼魚水族館が投稿した「カニが勢いよくジャンプし決めポーズ」した動画が70万回以上再生され、SNSで話題となっていた。

人気者の“アフロガニ”の姿(映像提供:幼魚水族館)
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モジャモジャの海藻をかぶったカニは、水族館の人気者“アフロガニ”として一躍有名となった。
なんと、8月に入ってカニは、トレードマークの“アフロ”を手放し、新たな姿に生まれ変わったという。

本来は貝などをかぶるカイカムリ(映像提供:幼魚水族館)

本来、貝などをかぶって身を守るカイカムリだが、幼魚水族館のカイカムリはなぜか、海藻を気に入り、脱皮しても同じ海藻をかぶり続けていた。

アフロ脱ぎ捨て…ありのままの姿に

ところが8日、事態は急展開を迎えた。

幼魚保育士主任の布川彩美さんが、朝に見に行くと、「もう素っ裸というか、まるっぱげの状態になってしまって。ついに放してしまったか…と」という。

“アフロ”を手放したカニ(映像提供:幼魚水族館)

なんと、3カ月間かぶり続けていたアフロを、とうとう手放してしまったのだ。

もうアフロガニが「アフロ」ではなくなってしまうのかと思われた中、少しさみしそうな背中をしていたアフロガニは、その日の午後には新しい“相棒”を見つけた。

新アフロはビックサイズ(映像提供:幼魚水族館)

なんと、新しい姿は真っ白な巨大アフロだった。

市川さんによれば、「今まで持ってた海藻と近い物、何かないかなと探したときに、綿はどうかなと。もう渡した瞬間から、『これ待ってました』と言わんばかりにすぐ受け取って、そこからすぐ背負ってくれました」という。

新しいアフロ姿で動き回る様子(映像提供:幼魚水族館)

一度は手放すも、さらにモフモフなアフロに進化した“ニューアフロガニ”。
少し動きにくそうにも見えるが、本人は気に入った様子でかぶり続けているという。
(「イット!」 8月13日放送より)

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