秋の味覚・サンマが仙台市中央卸売市場に8月19日朝、初入荷しました。今年はまとまった量の水揚げとなり、去年より安い価格で消費者に届けられる見通しです。

海水温の上昇などにより、近年不漁が続いていたサンマ。去年の全国の水揚げ量は、ピーク時の1割以下にとどまりました。

今年は北海道・根室沖で豊富な漁場が発見され、およそ560トンのまとまった水揚げとなったことから、仙台市中央卸売市場では去年の初競りの際のおよそ20倍となる20トンが入荷しました。価格は1キロあたり1300円から2300円と去年より低い価格となりました。

仙台水産遠海部 本郷淳次長
「例年より10日ぐらい早く水揚げしています。昨年に比べまして大きく脂も乗っているので、ぜひ食べてもらいたい」

競り落とされたサンマは、スーパーマーケットや飲食店などで、去年よりも抑えられた価格で提供される見通しです。

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