関東地方を中心に130店舗余りを展開するスーパーでは今月、総菜やアイスの売り上げが去年の同じ月を上回る状況で推移しています。
店では厳しい暑さを避けて自宅などで過ごす人が多かったことや、総菜については暑い中で調理をせずにすむことから、需要が伸びているとみています。
一方、先月の客の来店頻度は高齢者を中心に去年より減っていて、猛暑によって外出を控える動きが広がったとみています。
また物価の上昇が続く中、価格の安いときにまとめ買いをしたり、プライベートブランドの商品を選んだりして、出費を抑えようとする節約志向も根強いということです。
80代の女性は「牛肉を買おうとしましたが、月末が近くなると家計が厳しいので来月になってからにしました。物価が上がって食費がかかります」と話していました。
ベイシアの松田詩織 広報室長代理は「物価上昇の中で、まだまだお客様の財布のひもはかたい状況だとみています。比較的価格の安いプライベートブランドの商品のニーズも高く、開発を強化していきたいです」と話していました。
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