岩手県大船渡市の中学校で大手コンビニエンスストアのファミリーマートによる出前授業が開かれ、生徒たちが広告の作り方や接客のコツを学びました。
この授業はファミリーマートが被災地支援の一環として2012年から実施しています。
8月27日は大船渡市の末崎中学校の1年生と2年生合わせて43人が参加し、ワカメの販売を想定したポップ広告の作り方や接客のコツを学びました。
末崎中学校では地域の産業について学ぼうと、ワカメを種から育てて販売するまで一連で体験する学習をしていますが、2025年度、大船渡中学校と統合されることから、体験学習は今年度が最後となります。
参加した生徒
「笑顔とかを意識して頑張りたいなと」
「最後の末崎ワカメなので完売してほしいということと、末崎のワカメを忘れないでほしかったので大きい声で接客していました」
ファミリーマート奥州営業所 中名生淳営業所長
「最後まで明るく笑顔で接客していただけたら、講習会ををやった意味があるのかなと」
生徒たちは学んだことを生かし、9月5日に盛岡市内で自分たちが育てたワカメを販売する予定です。
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