JR東日本エリアの駅で新潟県関川村のカボチャを使った商品の販売が始まりました。

【高濱優生乃アナウンサー】
「JR新潟駅東口にあるニューデイズ。こちらでひときわ目を引くのがこの大きなカボチャ。店頭には関川村のカボチャを使ったひとくちパンが並んでいます」

JR東日本管内の駅にあるコンビニエンスストアで始まった「東北・信越フェア」。

各県の魅力を発信するこのイベントで新潟代表として販売されているのが関川村のカボチャを使った「かぼちゃプリンのひとくちパン」です。

おととしの豪雨で大きな被害を受けた関川村。生産したカボチャが出荷できなくなったことをきっかけに加工商品の開発を始めたといいます。

【労働者共同組合パンプアップせきかわ 石川利一さん】
「(カボチャを)作った途端に水害に見舞われるという状況だったが、今こうやって売られているのを見てすごくうれしく思う」

約2年の期間を経て商品化されたひとくちパンの味は?

【高濱優生乃アナウンサー】
「生地にもクリームにもカボチャが練り込まれているので、噛めば噛むほどカボチャの甘みが口の中に広がっておいしいです。中のクリームはプリンの風味がけっこう濃厚で主役はカボチャですが、良いアクセントになっていて、次から次へと食べたくなります」

【JR東日本クロスステーション販売促進部 柳下義高 次長】
「もちもち感もしっかりと持たせた商品になっている。小腹満たしの商品でもあるので、ぜひ一人でも多くのお客に手に取っていただきたい」

関川村のカボチャを全国に広めるチャンスに、村も期待を膨らませています。

【労働者共同組合パンプアップせきかわ 石川利一さん】
「コメももちろんだが、園芸作物もどんどん進行していって、水害でいま米坂線は止まっているが、米坂線の復旧も含めて、村民の底力を見せていきたいなと思っている」

このフェアは9月16日まで開催予定です。

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