秋の食卓です。近年、不漁が続いていたサンマですが、今年は豊漁で、2023年より安くなっています。

脂の乗ったサンマ。秋の味覚の代表ですが、近年は不漁が続き「高級魚」になっていました。今年は?長野市の鮮魚店を訪れるとー

店員:
「お持たせしました。こちらです」

客:
「やったー!良かった!」
「サンマを見つけにきたのでうれしいです」

店員:
「旬のサンマ始まりました」

北海道産のサンマが並んでいました。

こちらでは8月19日から入荷が始まり、多い日には1日100キロほど仕入れているということです。28日は1尾220円で販売。2023年の同じ時期に比べ100円ほど安くなっています。

客:
「去年に比べたら断然安かったのでよかった。お刺身か塩焼きか迷っている」
「秋の味覚なので1匹は食べたい。このくらい(の価格)だと助かる」

角上魚類 長野店・西沢将志店長:
「去年は入荷がすごく少なかったので、きょうみたいに広げて販売できなかった。今年は(広く販売)できている」

安く販売できる理由はシーズン序盤の「豊漁」です。サンマの水揚げ量日本一を誇る北海道根室市の花咲港。今シーズン初の水揚げ量はおよそ67トンで、2023年の469キロに比べ140倍に増えました。北海道の豊漁が波及し各地で安く販売できているということです。

秋の味覚の代表・サンマ。今後の見通しはまだ分からないものの、今のところ今年は去年よりも求めやすい価格となっています。

角上魚類 長野店・西沢将志店長:
「見込み的には9月中旬以降もこの価格で販売できる。秋の味覚なので楽しんでほしい」

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