SNSを通じて知らない人と直接会ったり、顔や体の写真・動画を送ったりする青少年が増加していることが、東京都の調査でわかった。

都が、都内の小中高生にスマホを持たせている保護者を対象に行った調査によると、小学生の35.1%、中学生の84.8%、高校生の92%がスマホを持っているという。

そのうち19%が「子どもが知らない人とやり取りをしたことがある」と回答し、きっかけは、「芸能人やユーチューバー等の話」や「ゲームの話」が4割以上となっている。

知らない人とやり取りをした子どものうち、「顔や体の写真・動画を送信した」が20.3%で去年より11%増加、「直接相手と会った」は14.2%で、2023年より5.7%増加している。

一方で、フィルタリングサービスの利用状況は41.7%にとどまっていて、都は、ネットトラブルで困ったら、都の相談窓口「こたエール」などを利用するよう呼びかけている。

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