アメリカ・カリフォルニアで大量のアシカがビーチを埋め尽くした。
海洋哺乳類保護法により、人間は手出しできず、専門家の予想では3~4週間ビーチにとどまるという。
アシカ占拠のビーチは人間立ち入り禁止
アメリカ・カリフォルニアで21日、ビーチを占拠する大量のアシカをカメラが捉えた。
この記事の画像(10枚)アシカは撮影者が思わずカメラを向けるほど、重なり合いぎゅうぎゅうの状態になっている。
その後、アシカによって混雑したビーチは立ち入り禁止になったという。
訪れた人たちは「うるさくて、けんかしているようだけど、エネルギーに満ちあふれていて、とても楽しそうだよ」と言う人もいれば、「信じられないほどうるさい。まるでアシカの井戸端会議だ」と迷惑そうに話す人もいた。
アシカが逃げたら”法律違反”
数百頭にのぼるアシカがビーチを埋め尽くした理由は、豊富なエサに引き寄せられた可能性があると専門家は指摘している。
アシカたちは砂浜でくつろいだり、浅瀬でたわむれたりと悠々自適に過ごしていた。
実は、ビーチからアシカを追い払うわけにいかない事情がある。
海洋保護区のボランティアは、「アシカは海洋哺乳類保護法によって保護されており、彼らの行動を変えるようなことをすれば、法を犯したことになります。近づきすぎて、アシカが逃げ出してしまうだけでも違反なのです」と語る。
専門家の予想では、アシカたちは、3~4週間ビーチにとどまるということだ。
(「イット!」 8月23日放送より)
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