アカウミガメの生態について調べている静岡県下田市の小学生が、水族館の担当者と一緒に孵化率を調査しました。

下田市の舞磯浜海岸では、8月17日と21日の2回にわたって約70匹のアカウミガメがふ化したのを地元の人たちが確認しています。

9月4日はアカウミガメの生態の調査をしている朝日小学校の3年生11人が下田海中水族館の職員と砂浜で砂を掘りおこし、産卵された卵の数と孵化できなかった卵の数を確認していきました。

掘り起こしている途中に砂に取り残されていた子ガメも見つかり、子どもたちは海にたどり着く様子を見守りました。

参加した小学生:
殻がいっぱいあって孵化しなかった卵も8個ぐらいあって、でも一番びっくりしたのは1匹だけ中に残されたけど生きてた子ガメが一番びっくりしました

下田海中水族館・浅川弘さん:
こういうことを入り口に、大人になるにつれて野生とは本来どうだとか、自然という物をしっかり見られるようになってもらえると良いかな

子供たちは自然の厳しさとともに地元の海を守る大切さを感じている様子でした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。