観光などで鉄道の利用客が増加する中、JR津山駅では9月6日、テロを想定した訓練が行われました。

訓練は列車内で薬品を使ったテロが起こった想定で行われ、JRや警察、消防などから約130人が参加しました。まずJRの社員が乗客を避難させ、次に消防の隊員が体調不良で倒れた乗客を救助しました。そして警察官がペットボトルに入った薬品を回収しました。

鉄道では2023年、東北新幹線の車内で薬品が漏れて乗客がケガをした事案が発生しています。

(津山警察署警備課 中本陽一郎課長)
「実際にホームや車両を使用して リアリティのある訓練ができたので、非常に今後に生きる訓練だった」

(JR西日本津山駅 大村宗利駅長)
「警察や消防との連携は大事。安全第一の訓練を継続して、お客様に安心してJRを利用してほしい」

岡山県北では9月28日から「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が初めて開かれ、鉄道を利用する観光客が増加する見通しとなっています。

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