岩手県一関市内で農地が石灰などで白く覆われて耕作できなくなり違反転用にあたるとされている問題で市は事態を把握できなかったとして職員37人を訓告などの処分としました。
訓告処分を受けたのは2014年度から7年の間に農業委員会や農林部など農地を管理する立場にあった一関市の職員20人です。
また同じ期間に関係部局の事務を担当していた市職員17人が「口頭厳重注意」処分を受けました。
処分を受けた職員37人は問題の発生から発覚まで農地の違反転用を把握できる立場にありながら気付かずにいたとして市は8月27日付で処分を行いました。
この問題を巡っては佐藤善仁市長などの報酬減額を求める議案が市議会に提出されていて9月26日に採決される見通しです。
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