名古屋市中区に「あんバター」の専門店が2024年7月、オープンしました。店の名前は主張強めの「あんバターは名古屋のもの」です。

分厚〜い「バター」と…たっぷりの「あんこ」をサンドした「あんバター」。

客ら:
バターのしょっぱさとあんこの甘さが合わさっておいしい。

あんだけよりバターもあったほうがおいしいというか、私は好きですね。

なんとも言えない甘じょっぱい感じ。

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店名に「あんバター」と付くだけあって作りは本格的です。フランスのブリオッシュという菓子パンをトーストし、そこに香り高くきめ細かい味が特徴の北海道産「えりも小豆」をたっぷりとのせています。

バターも北海道産の塩味が効いた「よつ葉バター」を使っていて、焼けたバターの香りとあんこの甘さがクセになる美味しさです。

コンセプトは「あんバターをクリエイティブに」で、味もスタンダードなものだけではありません。

店長:
お餅を加えてみたりピスタチオとか加えてみたりして、新しいあんバターの魅力を引き出そうと思っています。

例えば静岡茶を加えた、特製あんことお餅を挟んだものや…。

あんこと一緒にクランベリーのソースと果肉を挟んだものなど、およそ10種類のレパートリーがあります。

そして店の名前も「クリエイティブ」です。

店長:
ちょっととがっているんですけど、名古屋のあんバターを全国に名古屋のものだよ、こういうものがあるんだよと知ってもらいたいなという思いで作りました。

今や全国的に有名なあんバターですが、名古屋名物の小倉トーストがその元となっているという説があります。あんバターの「元祖は名古屋」と全国に知らしめたい思いから、お店をオープンさせたといいます。

店長:
小倉トーストは、昔から名古屋の人には親しみのある喫茶店にあるものなんですけど、元は一緒ですね。あんバターもパンを一つずつトーストしてから、小倉と厚切りのバターを挟んでいる。名古屋のあんバターが名古屋の定番のお土産になったらいいなと思っています。

8月からはイートインも始めていて、新作の完熟マンゴーとチョコレートを合わせた甘いあんバターも人気だということです。

(東海テレビ)

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