新潟県内の特殊詐欺の被害額が急増していることを受け対応策などを協議しようと、県警や県のほか金融機関や宅配事業者などが参加し、特殊詐欺撲滅に向けた対策推進協議会が開かれました。
【県警本部 滝澤依子 本部長】
「県民の皆様を特殊詐欺被害から守るためには、いっそう強力な対策を迅速かつ的確に講じることが不可欠」
県警によりますと、今年1月から7月までのオレオレ詐欺などの特殊詐欺の被害額は約3億3500万円と去年の同じ時期と比べ5500万円あまり増えているほか、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は10億円を超えるなど深刻な被害状況となっています。
特に60代以上の被害者が多いとして、9月9日は関係機関に対し、犯行の手口などが共有されるとともに、被害を減らすための協力が呼びかけられました。
【県警本部生活安全部 齋藤浩志 安全安心推進室長】
「お金に関する電話、警察官・市役所かたりなど色々あるが、すぐに払わず、まずは家族や警察に相談してほしい」
県警は被害防止対策を強化していく方針です。
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