今年7月にミャンマーから福岡市動物園に移され、秋の一般公開が待たれていた12歳のメスのゾウが10日に死んだことを受け、園内に献花台が設置されました。

◆福岡市動物園 川越浩平 園長(10日の会見)
「9月10日の(午前)11時ごろでございますが、私どもの動物園で飼育しているアジアゾウのメス12歳が死亡しました」

福岡市動物園によりますと、12歳のメスのゾウは9月6日にゾウヘルペスのウイルス検査で陽性と判明し、投薬治療などを続けていましたが10日午前、急に意識がなくなり死んだということです。

このゾウはミャンマーからチャーター機を使って7月30日に他のゾウ3頭と福岡市動物園に移され、秋の一般公開に向けて慣らし飼育が行われていました。

来園した人たちからは悲しみの声が聞かれました。

◆来園者
「最近来たばっかりだったのに…」

◆来園者
「最近(娘が)ゾウ、ゾウと言うので来た。もっと近くで見ることができる前に死んでしまったのは悲しい」

福岡市動物園ではゾウ舎のそばに9月23日の正午まで献花台を設置するということです。

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