静岡県富士宮市でシカ用のワナに親子とみられるクマ2頭がかかり、山に戻されました。付近ではワナにかかっていない別のクマも見つかり、市が注意を呼び掛けています。
クマが見つかったのは富士宮市北部の山林で、9月12日 朝 シカやイノシシ用のワナにかかっているのを猟友会のメンバーが見つけました。
ワナにかかったのは親子とみられるツキノワグマ2頭で、1頭が全長122cmほどの4歳から5歳のメス、もう1頭は全長は83cmの1歳前後で麻酔銃で眠らされたあと捕獲されました。
県内ではツキノワグマの狩猟は「自粛」となっているため、2頭は業者が人のいない山の奥へと戻しました。
富士宮市ではクマの目撃情報が相次いでいて、捕獲作業中には…。
池田 孝 記者:
ワナにかかったクマの近くを、もう1頭のクマが動いています
現場ではワナにかかっていない別のクマも目撃され、関係者に一時緊張が走りました。
その後クマは離れていきましたが、市は引き続き注意を呼び掛けています。
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