「日本一の芋煮会」は、直径6メートル50センチの大鍋で芋煮をつくる催しで、山形市の馬見ヶ崎川の河川敷で、平成元年から行われています。

15日は、あいにくの雨となりましたが、会場には3トン余りの里芋や3500本の長ネギなどおよそ3万食分にあたる大量の食材が用意され、調理スタッフがひしゃくでかき混ぜて煮込んでいきました。

そして、鍋の中に雨が入らないようにクレーンでつるした巨大なふたを雨よけにしながら、2台のショベルカーができあがった芋煮を次々と鍋からすくい上げ、小分けにされて、ふるまわれました。

訪れた人たちは傘を差すなどして雨をよけながらできたての芋煮を味わっていました。

福島県から夫婦で訪れた男性は、「去年もこの芋煮会に来て、その時は暑い中で食べましたが、雨の中で食べる芋煮も風情があっておいしいです」と話していました。

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