有明干拓が開拓され70周年を記念する神事がこのほど白石町でありました。

この神事は有明海沿岸で干拓事業に取り組んできた人々の苦労や功績に感謝しようと毎年行われているものです。
戦後、国営事業として進められた干拓事業では、のべ21万もの人々が工事に携わり、佐賀平野のうち1万7000ヘクタールが干拓によってできた土地と言われています。
この日は関係者や地域住民など約50人が出席し神事や浮立の奉納が行われました。
また、入植者が講話をし開拓をしていた当時の経験を振り返りました。

【陣内護さん】
「とにかく夜遅くまできばってきばって耕して自分のものにしながら生活していた」

会場には入植の様子を伝えるパネルが展示され、出席者は当時を思い出しながら展示を見学していました。

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