福井駅の西口広場に新たに姿を現したのは、白亜紀前期の肉食恐竜「スコミムス」のロボットです。全長はおよそ10メートルあります。
姿を現すと、通りかかった人たちが一夜にして出現した恐竜ロボットを撮影していました。
「スコミムス」のロボットは、ことし3月の北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業に合わせて完成を目指していましたが、部品の調達が遅れた影響でこの時期にずれ込んだということです。
このあと、土台の部分を「スコミムス」が生息していたとされる湿地帯のように装飾する作業を行い、今月末をめどに完成させる予定だということです。
40代の女性は「完成が遅れていたので楽しみにしていました。恐竜と一緒に通勤している気がします」と話していました。
全国で最も多くの恐竜化石が見つかっている「恐竜王国・福井」をアピールしようと、県や市は福井駅周辺で恐竜のロボットやモニュメントの設置を進めていて、今回で23体目になるということです。
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