花粉症対策として岡山県では花粉の少ないスギへの植え替えが進められる中、そうしたスギを手入れするイベントが9月21日、新見市で行われました。

新見市哲西町の豊かな森。イベントに参加したのは、この周辺の約50ヘクタールで森林保全の活動を続けてきたJT日本たばこ産業の社員やその家族など約90人です。

参加者は2023年、植えたスギの成長を助けるため周りに生えた雑草などを刈り取りました。このスギは花粉が少なくなるよう改良された品種で、岡山県内で植え替えられるスギの99%はこうした花粉の少ない品種となっています。

(参加者)
「思った以上に草が生えていたのでびっくりした」
「息子と同じように(スギが)しっかり成長する姿を見られたら」

(JT日本たばこ産業 岡山支社 大塩修一支社長)
「中長期的にやり続けないといけないしきょうも小さい子が来ていて今後、持続可能な森づくりをやっていければ」

岡山県では2024年5月、森林保全の大切さを発信する全国植樹祭が57年ぶりに開かれていて、森林への関心が高まっています。

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