9月25日、新潟市江南区の中学校では子どもの権利などについて話し合う意見交換会が開かれました。生徒たちはオンラインでつながり活発に意見交換をしていました。

新潟市江南区の亀田西中学校で行われたのは、新潟市子ども条例に関する意見交換会です。子どもたちの持つ権利や社会課題について、理解を深めることなどを目的に新潟市内の9つの学校をリモートでつなぎ開催。

亀田西中学校からは生徒会のメンバーが「住みたいと思える街づくり」をテーマに発表しました。

【亀田西中学校の生徒】
「食品、ランチ代が上がっているので小中学校の給食、ランチの無償化減額されるととても助かります」

この他にもいじめやヤングケアラーの問題などについて中学生の目線で次々と意見出されていきます。

【他校の中学生】
「やはり子どもの権利を守るというのであればヤングケアラー自体を根本的になくしていくことが必要だと思い、新潟市がお金を負担して子どもたちが学校へいったり遊んだり出来るようにするといいと思いました」

【山中麻央アナウンサー】
「亀田西中学校は赤のカードを上げました。赤のカードは賛成という意味。今の議題に対して亀田西中学校は賛成の意見です」

他の学校の発表に対し賛成の場合は赤のカードを、違う意見がある場合は青のカードを提示し、議論を深めていきました。

【亀田西中学校 酒井悠多生徒会長】
「考えるのが難しかったですが、中学生の視点からというのを意識してみんなで協力して考えました」

【亀田西中学校生徒会 高橋春書記長】
「子どもの権利というのは、今だけじゃなくて今後もずっと守られていく方が社会的にはいいのかなと思うので、次の世代にも学んで欲しいと思います」

子どもたちの意見を聞いてこの意見交換会を企画した新潟市の職員も刺激を受けたようです。

【新潟市こども政策課 池田文明課長】
「大人のことを考えるということがのちのちの社会の貢献に役立つという気持ちで考えて頂いたというところに本当に心強く思っています」

新潟市は25日に出た意見を子ども計画に反映していく考えです。

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