5度目の挑戦で誕生した自民党・石破新総裁(67)。「ライバル」である立憲民主党の野田新代表(67)はどう見たのでしょうか。

■5度目の正直 石破新総裁誕生

 27日午後1時から始まる総裁選挙を前にカツカレーを食べる各候補者陣営。験を担いでカツカレーを食べるのは自民党の慣例。

自民党 石破元幹事長
「カレーは食べるものじゃなくて飲むものです」

 一方、ライバルは…。

小泉陣営
「古い政治に決着」

 小泉陣営ではカツカレーではなく、カツサンドなどが振る舞われました。

 事実上の総理大臣を決める自民党の総裁選挙。

 9人が乱立するなか、1回目の投票では林氏が4位、前回の総裁選では決選投票に残った河野氏は8位。戦前の予想通り、三つ巴(どもえ)の戦いは高市経済安全保障担当大臣(63)と石破元幹事長が勝ち抜け、小泉進次郎元環境大臣(43)は敗れました。

■進次郎氏はなぜ負けた?

 議員票だけを見ると小泉元環境大臣は75票を集めてトップでしたが、党員票が伸びず、2人に大きく引き離される結果となりました。

1回目の投票で敗れた自民党 小泉元環境大臣
「結果がすべて。その結果において私に足りないことがあったことは事実でしょうし、しかしチームは最高でしたね」
「(Q.再び総裁選にチャレンジするか?)今から次に向けて言及することは控えたいと思います」

■涙の夫人に直電話“今夜は遅くなる”

 5回目の挑戦となる石破元幹事長とトップ通過した高市経済安保担当大臣で争われた決選投票。石破元幹事長の逆転勝利でした。

 びっくりした表情の佳子夫人。

石破氏の妻 佳子さん
「(Q.佳子さんが日本国のファーストレディーですが?)そうなんですよ、どうしましょうね。本当に皆さん、本当にね」

 すると、石破氏から電話が…。

石破氏の妻 佳子さん
「私に報告というか。今晩は何時になるか分からないみたいな」

■1回目トップも逆転 高市氏は?

 一方…。

高市経済安保担当大臣
「私自身の力不足でございます。きょうが安倍元総理の国葬儀から2年目の日でございます。まず、いいご報告ができなかったことを申し訳なく思っております」

■“ライバル”野田氏「腕が鳴る」

 テレビで石破新総裁誕生を見届けた立憲民主党の野田代表は…。

立憲民主党 野田佳彦代表
「(石破新総裁は)逃げないタイプだと思います。私も逃げるタイプではありませんので、がっぷり四つに組んでどっちが押し切るかと。そういう論戦をぜひやってみたいなと。なんか腕が鳴るなという感じがしますね」

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