9月28日、福島市にある福島県観光物産館で「あぶくまロマンチック街道」沿線地域の物産フェアが開幕した。
「あぶくまロマンチック街道」は、川内村・田村市・葛尾村・浪江町・飯舘村を通る国道399号線に名付けられた愛称。元々この地域は、美しい景観や豊かな農作物のほか歴史や伝統文化あるエリアだったが、東京電力 福島第一原発事故で多くの人が避難を余儀なくされた地域でもある。復興が進む中で、地域を活性化させようと取り組みが進められている。
今回の物産展では、川内村で栽培したブドウで作ったワインや浪江町津島地区で昔から愛されている「かぼちゃ饅頭」など、沿線地域の名物が販売されている。
福島県の担当者は、「あぶくまロマンチック街道の魅力を発信するイベントを県内各地で行っていきたい」と話した。
物産展は9月29日も開催される。

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