青森・八戸市で目撃されたのは、辺りを埋め尽くすウミネコの大群。

太平洋に面した場所にある蕪(かぶ)島。
ウミネコの繁殖地として、国の天然記念物に指定されている。

毎年3月ごろから飛来するといい、その数、約3万羽。
くちばしをかみ合って、縄張り争いをしたり、卵を温める姿も。

担当者によると、4月11日に初めて卵が確認され、現在、産卵のピークを迎えているという。

3万羽のウミネコに訪れた人は「びっくりしました。逃げないし。こんなに数がいるのは初めて」と話した。

蕪島では、ウミネコを天敵から守るため、24時間監視しているという。

ウミネコ保護監視員・山内亮さん「(天敵は)キツネやカラス、トンビ、ハヤブサなど。わたしたちが巡回して守り抜いています」

産卵のピークは5月初めごろまでで、中ごろにはひなが誕生するという。

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