佐渡島の金山の世界遺産登録に向け、4月25日から行われていた世界遺産委員国の駐日大使による佐渡視察。2日目の26日は金山や周辺地域の文化などに触れていました。
世界遺産委員国の駐日大使による佐渡ツアー。2日目は佐渡市最古と言われる西三川砂金山周辺を巡りました。
西三川砂金最大の採掘地・虎丸山や砂金山の名主を代々務めた金子勘三郎家など周辺の集落を歩いて回ります。
視察団は見て回るだけでなく…
【記者リポート】
「西三川ゴールドパークです。こちらでは外交団の皆さんが砂金取り体験をしています。真剣な表情です」
砂金取りを体験したほか、能舞台がある神社で能も体験し、能楽文化が栄えた江戸時代の佐渡に思いをはせていました。
その後は地元の酒蔵に移動し、金山で熟成されている日本酒の説明などを興味深そうに聞き入っていました。
【橋本憲次郎 副知事】
「今回は体験していただくことで佐渡金山のOUV、世界遺産にふさわしい価値が伝わることを目的としていた。(今後)色々な議論が出てきた際は、佐渡市と協力して対応していきたい」
実際に見て、体験して、佐渡の歴史や文化を感じた視察団。
今回の視察が世界遺産登録の追い風となるか…世界遺産登録の可否を審議する世界遺産委員会は今年7月にインドで開かれます。
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