心の病を抱えている人やその周りの人が生活しやすい地域づくりにつなげようと、精神科医や当事者などによる講演会が27日、佐賀市で開かれました。
【登壇者】
「専門職の方も当事者もみんなが話し合えるそんな場がほしいなと思ってます」
この講演会は心の病を抱える人やその家族が暮らしやすい社会を目指して活動するさが銀杏の会が開いたものです。
登壇したのは、会の代表で精神科医の谷口研一朗さんや心の病を抱える当事者など4人です。
このうち当事者からは「精神疾患に対する一般の人の認識が違っていると感じることがある」「気に入らないことがあると身近にいる親に不満を向けてしまった」と言った声が聞かれました。
講演会はおよそ60人の参加者と対話をしながら進められ、当事者やその家族、精神医療の現場で働く人がそれぞれの経験を話していました。
さが銀杏の会によるますと、今後も講演会などを通じて心の病についての地域の課題を解決する活動をしていきたいということです。
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