秩父市内を流れる荒川にかかる柳大橋の近くでは、29日朝6時にアユ釣りの解禁を告げる花火が打ち上げられ、釣り人たちが川辺で一斉に釣りざおを出しました。
アユは縄張り意識が強く、釣り人たちはその習性を利用した「友釣り」と呼ばれる方法でおとりのアユを使って次々と釣り上げていました。
地元の漁業協同組合はこれまでにおよそ3万2000匹のアユを放流しており、5月も中旬から下旬にかけてさらに2万匹を放流する予定だということです。
県内の60代の男性は「この日が待ち遠しかったです。きょうは最高の気分です」と話し、別の60代の男性は「30分で10匹釣りました。ことしも安全にシーズンを仲間と楽しみたいと思います」と話していました。
秩父市内のアユ釣りは9月いっぱい楽しめるということです。
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