春の「有田陶器市」は、明治時代から続く恒例の催しで、ことしで120回目となります。
町の中心部の通りには、およそ400の店が出て、茶わんや皿、それにカップなどさまざまな焼き物が、安い物ではふだんの半額以下で販売されています。
初日の29日は、午前中からあいにくの雨でしたが、朝早くから大勢の買い物客が訪れ、店の人との会話を楽しみながら、焼き物を一つ一つ手に取り品定めをして、買い求めていました。
東京から訪れた40代の女性は、「茶わんや皿をお得に買えてラッキーです。雨がちょっと残念でしたが、来たかいがありました」と話していました。
また、熊本から友人と訪れた70代の女性は、「好きな作家さんの作品を買いに来ました。雨の中ですが、頑張ってまわって帰ろうかなと思います」と話していました。
有田陶器市は、来月5日まで開かれ、地元の商工会議所は、期間中およそ120万人の人出を見込んでいるということです。
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