消防の仕事を知ってもらおうと、長野県阿南町の消防署で15日、園児を招いて「わんぱく消防署長」の取り組みが行われました。消火活動や救急活動を体験し、園児たちは消防の仕事を身近に感じたようです。
阿南消防署を訪れたのは、売木村や阿智村、根羽村の園児たちです。署長からあることを委嘱されました。
阿南消防署・岡田豊 署長:
「『わんぱく消防署長』をお願いします」
この取り組みは、消防署の仕事を知ってもらおうと、秋の火災予防運動に合わせて毎年行っているものです。
まず最初は職員が作った紙芝居で火事の怖さ学びました。
続いて、防火服を身に着けた子どもたち。
園児:
「うれしい」
「かっこいい」
消火活動で欠かせない放水を体験しました。
園児:
「すごく楽しかった。火を消すところかな」
「水かけるところがたのしかった」
署員:
「火事のときは低い姿勢で口を隠して逃げてください」
他にも、煙を張ったテントの中に入って、火事の時の避難を体験したり、心臓マッサージの体験も。住民の命を守る消防の仕事を身近に感じたようです。
阿南消防署・岡田豊 署長:
「小さいころから防火防災を身近に感じてもらうことで、将来の防災のリーダーとか消防団に入ってもらうとか、そういったお子さんを育てていきたいという目標がある。家族ぐるみで防火に努めてもらう第一歩かなと考えている」
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