この大会は南伊豆町の観光協会などで作る実行委員会が企画し、県内や首都圏などから参加したおよそ500人が17日午前8時に一斉にスタートしました。
参加者たちは、美しい海岸線や木々の色づきを楽しむことができる山あいのおよそ42キロのコースを、順位を競わずにゆっくりと走ります。
大会の制限時間は9時間と長めにとられ、5時間以内でのゴールは失格となります。
コースには海や山の幸を使った料理などが楽しめる場所が11か所設けられ、地元の特産品を楽しむこともできます。
このうち海に面した手石地区では、おにぎりやみそ汁とともに「とこぶし」の煮つけが並び、参加した人たちが足を止めて味わっていました。
富士市から参加した男性は「タイムを争わないマラソンは高齢者には最高です」と話していました。
千葉市から参加した夫婦は「景色もよくて自分のペースで走れるので楽しいですね」と話していました。
実行委員会の安藤広和委員長は「南伊豆の隅々までゆっくりと走って見てもらい、ファンになってもらえれば」と話していました。
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