愛知県豊川市で11月19日、海外で感染が拡大している「アフリカ豚熱」の防疫演習が行われました。
「アフリカ豚熱」はブタやイノシシに感染する伝染病で、現状国内では確認されていませんが、有効な治療法がなく、海外から持ち込まれた場合の影響が懸念されています。
豊川市で19日、対策などを確認する防疫演習が行われ、愛知県と三重県の職員など30人ほどが参加しました。
感染が疑われるイノシシの死骸が見つかったことを想定し、防護服を着た職員が、感染の有無を調べる検体として耳を採取する方法などを、1つ1つ確認していました。
アフリカ豚熱は人には感染しませんが、感染したブタやイノシシの致死率はほぼ100%といわれています。
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