岩手県内の小規模高校で学ぶ留学生などが学校の課題や魅力の発信について話し合う交流会「小規模校さみっと」が11月19日に住田町で開かれました。
「さみっと」に参加したのは住田・大槌・大迫・沼宮内4つの高校の生徒10人で、東京など首都圏からの留学生を中心に地元出身者も交え意見を交換しました。
生徒たちはビンゴゲームで交流した後グループに分かれて「新入生、大量ゲット作戦」をテーマに、その戦略などを話し合いました。
この中で生徒の個性を伸ばす地域の取り組みを求める意見があった一方、身近に病院がなく不便といった大人たちへの注文もありました。
高校生
「なぜこの高校に入学したか聞かれた時こんな魅力があると言えるほうがいい」
「さすがに高校生が署名を集めても病院はできない」
それでも留学生たちは地域の伝統・文化を通した住民との交流を大きな魅力と感じています。
東京出身の大迫高校2年生
「(地域の人に)教わりながら神楽に挑んでいます」
生徒たちは今回の意見を参考に今後はオープンスクールで魅力を発信していきたいと話していました。
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