11月20日朝も冷え込みました。長野県内の多くの地点で0度を下回り、長野市も初めて「冬日」となりました。冬本番を前に、風物詩の「お菜とりツアー」も盛況です。
北アルプスを望む長野市中条。青々した野沢菜が収穫時期を迎えました。
収穫した人:
「うわーでかいな」
今年36年目を迎えた「お菜とりツアー」です。11月16日から始まり、20日朝も、黙々と収穫する人の姿がありました。2023年はおよそ700組が訪れたということです。
約10年前から坂城町から参加:
「肉と煮たり、おやきにしたり、(野沢菜は)寒い所の方がおいしいです」
上田から毎年参加:
「毎年来て、漬けているんですけど、柔らかいんですよ、ここの野沢菜。このままつける塩漬けと切ってしょうゆで漬けて食べる」
20日朝は県内20の観測地点で0度を下回りました。長野市街地も氷点下0.2度まで下がり今季初めて「冬日」となりました。
霜にあたると柔らかくなる野沢菜。急な冷え込みでおいしさが増すと期待が高まります。
小林野沢菜園・小林幸繁さん:
「今年は暑くて驚いたが、今になって霜がきたり、気温が下がったりしたから味が出てきて、これからおいしいと思う」
物価高の中でも値段を変えず、1キロ50円。ツアーは野沢菜がなくなり次第終了ということですが、12月上旬ごろまでの開催を予定しています。
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