岩手県紫波町の商店街活性化に協力する大学生の案内を受け、地元の児童たちが自分や町の未来について考える地域学習が11月20日に行われました。

これは紫波町日詰商店街の活性化をサポートする県立大学総合政策学部の学生と日詰小学校が2023年から行っています。

20日は6年生53人がグループに分かれて学生の案内を受け各店舗で体験学習をしました。

このうち藤屋食堂を訪れたグループは商店街にかける思いについて聞きました。

藤屋食堂店主 鷹觜賢次さん
「このまま何もしなければ商店街がなくなる。後継者もどんどんいなくなってしまう。どうしたらこの街が盛り上がっていくか、いつも考えています」

また店の仕事をよく知るため昔ながらの方法でかつおぶしを削りその出汁を使ったそば作りも体験しました。

児童
「新しい考えを取り入れることで協力できることがとても印象に残ったし、そういう人がたくさん集まっているから、すてきな商店街になっているんだと思った」

児童たちは今回の学習をもとに町や自分の未来について2025年2月に発表します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。