各分野で優れた功績をあげた人をたたえる「県文化スポーツ表彰」と「いわて暮らしの文化特別知事表彰」の贈呈式が11月20日に岩手県盛岡市で開かれました。
新たな道を歩むオリンピックの元日本代表も受賞しています。

2024年度は2つの表彰合わせて19の個人と団体が受賞し、20日は達増知事から一人ずつ賞状が手渡されました。

このうち「県文化スポーツ表彰」では、陸上男子競歩の元日本代表・高橋英輝さん(32)が選ばれました。

花巻市出身の高橋さんはオリンピックに2大会連続で出場したほか日本選手権では5連覇を果たしました。

2024年6月に引退を表明し現在は九戸村の長興寺小学校で講師を務めています。

男子競歩五輪2大会に出場 高橋英輝さん
「岩手の皆さんに支えられて自分は頑張ってこられたので、これからは支える立場となって頑張っていきたい。子どもたちに負けないよう自分ももっとパワーアップしたい」

また北上市の黒沢尻北小学校は長年にわたり合唱で優秀な成績を収めています。

全日本合唱コンクールでは令和に入ってから5回の大会全てで金賞を受賞していて、そのうち4回は最高賞に輝いています。

黒沢尻北小学校合唱部部長(6年)
「声の伸びやかなところと部活の雰囲気がとても明るく、みんなで支え合っていけるところが強み。(伝統を)入ってくる人たちに伝えていきたい」

達増知事は「皆さんの努力は後に続く人たちの模範となり岩手の宝です」と受賞者をたたえていました。

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