旅客列車としての営業運転を終えたのは
▽寝台特急「ブルートレイン」などをけん引した、1965年製造の電気機関車「EF65 501号機」や
▽1971年製造のディーゼル機関車「DD51 842号機」など合わせて5機です。

24日は、この2機による臨時列車が、JR信越本線の高崎駅と群馬県安中市の横川駅の間を往復するのにあわせ、高崎駅には大勢の鉄道ファンが駆けつけました。

午前10時前、先頭の「DD51」が長い汽笛を鳴らして出発すると、ファンたちが写真を撮ったり、旗を振ったりして別れを惜しんでいました。

埼玉県大宮市から訪れた24歳の男性は「この2機がけん引する列車に実際に乗ったことがあり、スムーズに動いてとても乗り心地がよかったことを覚えています。いままでありがとう、お疲れさまでしたと伝えたいです」と話していました。

JR東日本によりますと、管内の電気機関車とディーゼル機関車は年々減少し、ことし4月時点で、現役で走っていたのはそれぞれ24機ずつだということです。

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