秋田県湯沢市の事業者や高校生が26日、二酸化炭素の排出を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた取り組みを報告しました。
報告会は、2050年までにゼロカーボンシティを目指す湯沢市が、2023年から開いています。
今回のテーマは「小規模な事業者でもできる身近な二酸化炭素削減の取り組み」です。
市の内外でクリーニング店を経営する「本家仕上屋」は、一般的な水温50~60度での洗浄に対し、自社の殺菌技術を応用したことで水温を下げても汚れが落ち、二酸化炭素も削減できたと報告しました。
本家仕上屋の高橋友広さんは「通常より10~15度下げることによって、燃料消費量が13%ほど削減できています」と取り組みの成果を紹介しました。
また、湯沢翔北高校は、湯沢市ゼロカーボンプログラムの制作と、タベスケ登録者・登録事業者の拡大のための政策の2つを提案しました。
生徒は、達成に向けたワークショップを拡大させるほか、小中学生が育てた野菜などを自分たちで販売して、食品ロスの取り組みに参加しやすい環境づくりに努める案を発表しました。
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