本格的な冬を迎え血液が不足するのを前に岡山市の高校生が11月27日、献血を行いました。
岡山市北区の「献血ルームうらら」を訪れたのは岡山理科大学附属高校のスポーツサイエンスコースの3年生25人です。高校では若い世代に献血を身近に感じてもらおうと4年前から毎年、血液が不足する冬に3年生が献血を行っています。
岡山県赤十字血液センターによりますと10代から20代までの献血者は10年前と比べて約4割減っているということです。
(生徒は…)
「高校生が献血をしていることを他の人に知ってもらい、若い世代で献血をする人が増えたらいいと思う」
(岡山県赤十字血液センター 松岡真治献血推進課長)
「少子高齢化のため特に若い献血者の確保に苦慮している。今回の取り組みをきっかけに献血の継続した協力をしてほしい」
センターでは、本格的な冬を迎えると体調不良の人が増え、血液の確保が難しくなるため、献血への参加を積極的に呼びかけたいとしています。
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