秋田県湯沢市で今、いぶりがっこ作りが最盛期を迎えています。2024年はダイコンの出来が良く、食感も十分に仕上がっています。

小屋の天井からつるされたダイコン。サクラやナラの木で3~4日じっくりと煙でいぶされ、茶色く色づいています。

湯沢市の老舗漬物店「雄勝野きむらや」で作られている秋田を代表する漬物「いぶりがっこ」です。

いぶりがっこ作りは9月下旬から始まり、今が最盛期で、一日に約8000~9000本が製造されています。

いぶりがっこは、ダイコンをいぶしたあと、米ぬか・塩・ザラメで2カ月以上漬け込み、熟成させると完成します。2024年はいぶりがっこに適したダイコンが多く、出来は良好です。

雄勝野きむらや・木村吉伸社長:
「生育も順調にいっているように思える。サイズもちょうど良い。食感もすごく良いダイコンが入荷している」

いぶりがっこ作りは12月中旬まで続きます。

木村吉伸社長:
「張り切って仕込み作業をしています。ことしも大変おいしいいぶりがっこが仕上がると思いますので、ぜひ楽しみにしてもらえればと思います」

今シーズン仕込まれたいぶりがっこは、12月中旬から雄勝野きむらや本店や県内の道の駅などで販売されます。

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