国会議事堂に73年間所蔵されていた宮崎県串間市出身の画家が描いた絵画が宮崎に里帰り。除幕式が行われました。

宮崎市のJAビルでお披露目されたのは、串間市出身の画家・加藤正さんが描いた油彩「黒牛」です。

この絵は、加藤さんが73年前に美術展に出品した作品で、美術批評家から高い評価を受けたため、国会へ寄贈。国会議事堂に飾られたあと、衆議院の倉庫で保管されていました。

それを知った関係者から里帰りを求める声があがり、県内の畜産振興を担うJA宮崎経済連が譲り受けることになりました。

(JA宮崎経済連 坂下栄次会長)
「元気な牛ですよね、すごく。今畜産が沈んでいる時に、農家さんも元気が出るんじゃないかなと思います」

油彩「黒牛」は、JAビル1階に飾られています。

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