皇室へのりんごの献上は、昭和初期に故 秩父宮さまが盛岡市にあった旧陸軍の騎兵連隊に勤務されていたことが縁で、昭和15年から行われています。
献上されるりんごは、県内で優れた生産実績のあるりんごの生産者でつくる「蛍雪会」の会員13人が育てました。
27日は盛岡市で生産者が特に品質が優れているおよそ400個を持ち寄り、手袋をして傷がないか1つ1つ確認しながら、丁寧に箱に詰めていきました。
ことしは夏の暑さや雨不足などで栽培に苦労したものの、大きさや色づきがよく、甘さも十分なりんごができたということです。
箱詰めされたりんごは、28日に皇室に届けられるということです。
生産者でつくる「蛍雪会」の山口久昭会長は「例年以上にすばらしいりんごができました。皇室の方々には、岩手の四季を感じていただきながら、召し上がってほしい」と話していました。
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