11月26日福島県郡山市で開催された研修会は今回で3回目、教育や医療福祉に携わる約45人が参加した。
いわゆる「ヤングケアラー」は、日常的に家族の世話や介護などをしている子どもたちだ。福島県の調査では、小学校5年生から高校3年生までの子どものうち5.9%が「世話をしている人がいる」と回答している。

研修会には、幼い頃から母親のケアを続ける高橋唯さんも登壇し、理解を呼びかけた。高橋さんは「(ヤングケアラーは)やっぱり家族が優先になってしまう。どうしてもそういう生活をしているかもしれないけれど、自分がやりたいこととか、自分が考えていることっていうのを、ぜひ周りの人に伝えてみてください」と話した。

参加者は「本当に支援が必要な場合には、どういう風に繋げていくかっていうところも、すごい今日は考えさせられたなっていう風に思いました」と話していた。
福島県は今後も幅広い支援を検討していく方針。

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