鑑定士に銀行員、指揮者など、知られざる仕事の現場を小学生が体験です。

長崎市の小学校で、様々な仕事を体験するイベントが開かれ、子供たちがこんな、お仕事に挑戦しました。

鑑定士
「本当のダイヤの見分け方を伝授したいなと思って」

ダイヤモンドか、それとも、そっくりなキュービックジルコニアか。

宝石を見分ける“マル秘テクニック”を、鑑定士から教わります。

鑑定士(見分け方について)
「ダイヤの角ばった線みたいなの。この線がキュービックジルコニアは太く見えて丸いんです。角がちょっと丸い」

子供たちもルーペを手に、ローズクォーツなど様々な宝石を観察しました。

児童は
「(見分けるのは)難しい」
「真珠は(すり合わせると)ざらざらするのを知って楽しかった」

長崎市の長崎大学附属小学校で開かれた「お仕事体験パーク」です。

2024年、創立150周年を迎えるのを記念して職業体験イベントが開かれ、校内に19のブースが設けられました。

お札の数え方を教わる…
「これ(お札)をちょっと曲げて人差し指と親指で持つの。真ん中ぐらいを。ここら辺を持つの」

児童がお札を数えました。
「(数えて)…14万円だよ!」

子供たちは銀行や菓子店、音楽家などの各ブースを回り、興味のある仕事を4つ以上、体験することができます。

こちらの教室では、粉砂糖と卵白を混ぜて作ったクリームでデコレーションするアイシングクッキー作りに挑戦。

自分だけのサンタクロースに仕上げます。

児童
「どんなふうにできるのかなと思っていたので、体験できてよかった」
「パティシエもやりたいなという気持ちは少し出てきました」

長崎大学附属小学校150周年事業実行員会 川口 良仁 委員長(前田商会 常務取締役)
「色んな職業があるんだなと。マニアックなブースもたくさんあるんですけど、色々体験することで、子供たちの未来も広がっていくと思いますのでよかったんじゃないかと思います」

地元・長崎にも様々な仕事があると知った子供たち。

自分の興味のあることから将来の夢を考えるきっかけとなりました。

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